パートナーが借金を抱えている

・パートナーがなぜ借金をしてしまったかという、原因を突きとめましょう。

・あわてて家族が返済してしまわないようにしましょう。

・借金に対する正確な知識を身につけましょう。

正しい知識に基づく対応をしましょう

パートナーの借金が発覚すると、ご家族は慌てて借金の尻拭いをしてしまいがちです。場合によってはその尻拭いのために、同じことを繰り返してしまうことにもなります。悪循環にならないように、冷静な対処を心がけるようにしましょう。

もしも借金の原因が、アルコール、薬物、ギャンブル、ゲームの課金、風俗、過度な趣味など、依存性の高いものによるものであれば、カウンセリングや自助グループといった、治療や回復プログラムに繋げる必要があります。まずは、ご家族が全国の精神保健センターなど相談機関に相談をしてみましょう。

また、ご家族の辛い気持ちを癒し、対処法を学ぶには、ご家族自身がカウンセリングや自助グループに繋がることも大変有効です。まずは、ご家族が助けの手を借りましょう。

また、借金癖、浪費癖のある人は、自分で借金の返済をさせなくてはなりません。

家族が自分の不安から、借金を肩代わりしたくなりますが、それをやめるためにも家族自身が正しい知識を持つことが必要です。多重債務の無料相談会などが、地域や弁護士会等で開かれていたり、書籍も多数出版されていますので、それらを利用して、借金の対処法について学んでおきましょう。

 連帯保証人になっていない限りは、家族が肩代わりをする義務はなく、借金が降りかかってくる心配はありません。また、闇金などのお金も、もともと非合法ですから、たとえ元金すら1円も支払っていなくとも返済義務は一切ありません。闇金などから脅しの電話がかかってきた場合にも、屈せずに、すみやかに警察と弁護士に相談しましょう。

借金は、基本的に借金を作った人が責任をもって払うべきです。支払えなくなった場合は、借金をした本人が、弁護士や法テラスに相談に行きましょう。借金問題には必ず解決策があります。

家族は巻き込まれないよう、自分の財産を安易に提供しないようにしましょう。それは悪循環となり、本人のためにも、そしてあなたのためにも誰のためにもなりません。

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