食行動が安定しない(食べられない/食べ過ぎてしまう)

○一時的に食べられなくなる経験は誰にでもあります。

○食べられない状態がつづいて体重が減ってしまう場合は、病気の可能性をうたがう必要があり
 ます。

○食べることができても、食べることと吐くことを繰り返してしまう場合は、治療が必要なの
 で、医療機関に相談しましょう。

 

食べられない状態がつづいて体重が減ってしまう場合は、病気の可能性も

「身体が疲れたので食べられなかった」
「辛いことがあって食べられなかった」

 

このように一時的に食べられなくなる経験は誰にでもあることでしょう。このような場合、体重が減っていかなければ、必要最低限の栄養はとれているので、あまり心配しなくても大丈夫です。

しかし、食べられない状態が数日以上にわたって続いて、体重が減っていってしまう場合には、病気の可能性をうたがう必要性があるかもしれません。特に、食べたくても食べられないことを理由に、2週間以上落ち込んでしまって元気がでない、これまで好きだったことがどうでもよくなってしまった、体重が急に減ったり、増えたりした、よく眠れなかったり、寝すぎてしまう、などの症状があるときは、うつ病の可能性があるので、すぐに医療機関に相談してください。

食べ吐きを繰り返してしまうような場合も、治療が必要です

また、食べることができていたとしても、食後に食べたものを吐いて、その後にまた食べてしまう、ということを繰り返してしまうような場合にも病気の可能性をうたがう必要があります。

このような場合も、すぐに地域の保健所にいる保健師や、医療機関に相談してください。

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