子どもを保育所や学童に入れることができなかった
・保育園・学童保育になかなか入れない状況は、今の日本の社会的な問題でもあります。
・優先順位を決めて、あらゆる方法を使ってみましょう。
・保育園探しで疲れたときは、相談窓口を利用して気持ちを吐き出してみましょう。
保育園・学童保育に入れない状況は、社会的な問題でもあります
子どもを保育園や学童クラブに入れたいけれど、条件をクリアできずに入れることができなかった。―このような状況にあるお子さん(待機児童)は全国で何万人もおり、今の日本の育児問題の中でも深刻な問題の1つとなっています。
お母さん・お父さんにとっては、働きたくても、なかなかお子さんを預けられる場所を見つけられず、本当に困りますよね。最近は「保活(ほかつ)」という言葉もあるぐらいで、親が一生懸命を調べて、準備して、苦労をして子どもの預け先を探さなければいけない状況です。先が見えなくて、不安になるのは当然です。これでは安心して生活することはできません。
優先順位を決めて、とれる方法はなんでもとる
そうは言っても、働くためには親自身でなんとかして、どこかに子どもを預けなくてはなりません。仕事をしないことには生活ができませんから、お母さん・お父さんの中には、「認可外保育園に入れる」「働く条件を変える」「ひっこす」などの方法をとっている方もいます。
希望通りの保育ができないと、がっかりすると思いますが、実際には悪いことばかりではありません。子どもを預けて仕事ができることで生活の見通しが立ちますし、働き方を変えた場合であっても新たな発見や、新たに得られることもあります。働いていることで、育児ストレスが軽くなっていくという報告もあります。
保育園探しで疲れたときは、相談窓口で気持ちを吐き出してみましょう
必死になって保育園を探しても見つからずに、心が折れそうになることもあるかもしれません。そんなときは、お住まいの地域の児童相談所に相談してみてください。直接、親御さんの気持ちを聞いてくれたり、あるいは、親御さんが安全で安心して気持ちを吐き出せる相談窓口 (電話・面談) を紹介してもらえると思います。
相談窓口
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