パートナーが家族に暴力をふるう~どう対応すればいいの~

パートナーからの暴力(DV)の影響についてチェックしましょう。

専門家への相談は大切です。勇気を出して相談してみましょう。

専門家への相談に抵抗がある場合は、まずは、インターネットや書籍の情報に触れてみてください。

 

パートナーからの暴力(ドメスティックバイオレンス;DV)の被害を受けていないかチェックしてみましょう

もしあなたが、「思いえがいていた子育てができていない」「昔の私はもっと自信と余裕があったのに…」などと感じているようでしたら、自分自身に、次のようなことを問いかけてみてください。

・あなたは、パートナー(夫や妻)との関係で混乱したり、つらいと思うことが多いですか?

・あなたは、パートナー(夫や妻)に自由に意見を言えなかったり、パートナー(夫や妻)があなたの言ったことを尊重されていないと感じることはありませんか?

・パートナー(夫や妻)が、あなたのことをばかにしたり、能力が低いと決めつけてはいないですか?

・パートナー(夫や妻)は、あなたの行動や他の人との交流(電話やメール、外出することなど)を制限しますか?

・あなたは、自分のパートナー(夫や妻)への責任を常に感じていますか?

・パートナー(夫や妻)は、あなたをコントロールしたがりますか?

・あなたとパートナー(夫や妻)との関係は、「お互いにとっての良い関係」ですか?

・パートナー(夫や妻)が納得しないために、いつもあなたがパートナー(夫や妻)に合わせていませんか?

・あなたは、パートナー(夫や妻)のことを怖いと感じていませんか?

これらの質問のどれか1つでもあてはまる場合には、あなたがパートナー(夫や妻)に対して感じているモヤモヤは、あなたとパートナー(夫や妻)との関係が原因かもしれません。

専門家への相談は大切です。勇気を出して相談してみましょう

どうにかしなければという思いがあっても、世間体などが気になっていたり、相談することで問題が大きくなってしまうことあんどを心配して、夫婦の問題や、家庭の問題を相談することをためらってしまっていませんか。相談する一歩を踏み出すことには、大きな不安があるかもしれませんが、DVは一人では解決が難しい問題です。あなたが安心して生活できない家庭環境である場合は、あなたに何が起きていて、どうすることが望ましいのかなどを1人で抱え込まずに相談して解決策を探すことが役立ちます。とくに、大変な状況であるほど、専門機関との協力体制が必要となってきます。勇気を持って相談してみることがとても大切です。

 

各都道府県や一部の市区町村には「配偶者暴力相談支援センター」をはじめとして、こうしたパートナーからの暴力にかんする相談窓口を設置しています。こうした相談窓口では、DVの防止やDVの被害にあっている方の保護のための相談や支援を行っています。相談者の秘密を十分に守り、DVの相談に来たことがわからないような形で相談に応じてもらうことが可能です。

参考:政府広報オンライン「暮らしに役立つ情報:パートナーや恋人からの暴力に悩んでいませんか」

https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201411/1.html

 

どこで相談できるのかわからない場合は、内閣府のDV相談ナビ(電話:0570-0-55210)に連絡をすれば、発信地等の情報から最寄りの相談機関の窓口に電話が自動転送されて、直接相談することもできます。

内閣府DV相談ナビ http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/dv_navi/index.html

 

もし、どうしても相談する勇気を出すことが難しい場合は、DVに関する情報がインターネットや書籍で紹介されていますので、こういった情報に触れてみてください。さまざまな知識に触れることで、自分ができそうなことがみえてくるはずです。

 

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