子どもがなかなか寝ない
○生活のリズムを整えることが大切です。できるだけ、毎日、同じ時間に、同じことをして、寝
かしつけましょう。
○お母さん・お父さんがねむれない日がつづき、しんどいときは、だれかに助けてもらえないか
考えてみましょう。
生活のリズムを整えることが大切!
子どもが、夜、スムーズにねむるためには、毎日同じ時間に寝 (ね) ることが大切です。 寝る前には、毎日同じこと (たとえば、歯をみがく、おふろに入る、パジャマに着がえる、部屋を暗くする、絵本を読む、子守歌を歌うなど) をするようにしましょう。5~6日間くらい、寝る前に同じことをくり返していると、子どもは「その後は寝る時間なんだ」ということをおぼえてくれます。
また、寝かしつけに使う時間を決めましょう。絵本を読むなら1つだけと決めて、読み終わったら、「おやすみなさい」と言って、子どもからはなれましょう。
生活のリズムを整えるのはタイヘンですが、毎日同じ時間におき、同じ時間にねることは大人にとっても大切なことです。お父さん・お母さんが元気でいるためにも、少しずつ生活のリズムを整えてみましょう。
ねむらない理由には、こんなことも考えられます。
夜のあいだ、子どもがずっと寝ないときは、次のようなことも考えてみてください。
おなかがすいていませんか?
赤ちゃんならおっぱいやミルクを、子どもなら牛乳などを飲ませてあげると、ねむれるかもしれません。
暗くてこわがっていませんか?
小さな明かりをつけてあげると、子どもも安心します。
こわい夢(ゆめ)をみたのかもしれません。
だっこして、やさしく話しかけて、安心させてあげれば、もう一度ねむれるかもしれません。
暑すぎたり、寒すぎたりしませんか?
赤ちゃんの体温を確認して、着ている服を調節してみてください。
お母さん、お父さんがねむれない日がつづいてしんどいときは・・・
お母さん、お父さんがねむれない日がつづいてしんどいときは、だれかに助けてもらえないか考えてみましょう。 市区町村では、こどもショートステイとして、少しの間、子どもをあずかってくれるサービスをしている場合もあります。いざという時はおねがいできるよう、子どもをあずかってもらうにはどうしたらいいのか、調べておきましょう。
いろいろなやり方をためしてみても、子どもがねむれない日がつづくときは、市区町村の保健師 (ほけんし) や、かかりつけ医に相談してみましょう。
カテゴリー:子どもに関する困りごと