プロジェクトリーダーあいさつ
このプロジェクトは、虐待予防や養育困難者の支援者および養育者の方たちの支援を行うことを目指して3つの研究を行っています。
支援者の方を対象とした研究では、虐待事例の調査データ (研究1) や乳幼児健診のデータ (研究2) の分析を通じて、虐待の発生や重症化、養育困難あるいはその発生の抑制を予測する要因を抽出します。そして、これらの抽出された要因が虐待や再通告、その後の子どもの症状などに影響する程度を支援者の方に知っていただくことで、これまで以上に、養育困難や虐待の主要なリスク要因を見逃すことなく対応していただくことが可能になると考えております。
さらに、研究1および研究2で得られた知見を反映させた子育て支援アプリの開発を行います (研究3)。研究1および研究2で得られた知見を反映させたアプリを開発することを通じて、支援者や養育者の方への支援を行います。また、養育者の方向けの子育て情報を、当ホームページを通じて発信していきます。
このように当サイトでは、児童虐待の発生や再発の予防だけでなく、子育て情報を発信することで、支援者や養育者の方たちに包括的な子育てのお手伝いをすることを目指しています。
このサイトについて
このサイトは、国立研究開発法人科学技術振興機構 戦略的研究推進事業(社会技術研究開発)「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」研究開発領域 『全国調査データベースを用いた児童虐待の予防・早期介入システムの開発』(研究代表:森田展彰)の プロジェクトを基盤としています。 子育てに関わる当事者・支援者・研究者に向けた有用な情報等に加えて、 本研究プロジェクトから得られた成果を随時発信していきます。
ニュース
- 2018.11.04
- 日本子ども虐待防止学会 第24回学術集会(岡山大会)が開催されます
- 2018.09.29
- 子ども虐待事例の評価・援助スキル研修会(つくば会場・東京会場)【終了しました】
- 2018.09.12
- 公開シンポジウム「子ども虐待のリスクのある家庭をどのように評価・支援するのか?」【終了しました】
- 2018.08.15
- 第11回子ども虐待事例の評価・援助スキル研修会【終了しました】
- 2018.02.01
- 第10回子ども虐待事例の評価・援助スキル研修会【終了しました】